【199X⁸】

 

199X⁸

「199X」は2012年より毎年開催しており、これまではインターネットでの公募により90年代生まれの作家を集めることでその時代性を展示にしてきました。pixivなどのネット文化の普及によりだれもが表現者となれ、キャラクター的表現の絵画がありふれている昨今において、私たちのように大学や専門学校などで絵の教育を受けたうえでキャラクターを描く作家はどのような態度をとっていけば良いのでしょうか。本展では、キャラクター的表現を美術的解釈でアプローチする90年代生まれの作家を集めました。生まれた時からアニメや漫画・ゲームに囲まれて育ってきた私たちだからこそ生み出せる作品とは何なのか、それぞれの作家の異なった表現を通して、新たな時代性を表出させる試みです。

■出展作家
金田涼子 / 川上喜朗 / 川又麻由 / きりさき / 野澤梓

■会期
2019年11月2日(土)~11月17日(日) 12:00~19:00 ※月曜日・火曜日休廊

■作品販売について
11月2日(土)に限り12:10の時点でギャラリーにいらっしゃるお客様全員に購入希望作品をお伺いし、購入希望者が多数の作品のみその場で抽選を行います。その後は通常通り先着順とさせていただきます。

■オープニングレセプション
2019年11月2日(土)17:00~ (参加無料)

■企画
金田涼子

■作家紹介

金田涼子 Ryoko Kaneta

1991年茨城県生まれ。横浜美術大学卒業。
神や自然現象など人知を超えた存在を大小様々な女の子たちを描くことにより表現している。近年では日本の土着的な文化や日常的な気配などをテーマとした作品を多く制作。2012年からは同時代のキャラクター表現を模索する試みとして「199X」を主催している。

WEB:http://ryokokaneta.jp/
Twitter:https://twitter.com/knt_ryoko


川上喜朗 Yoshiro Kawakami

1993年東京生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻在学。
子供の姿をした少年達を主なモチーフに、アニメ・絵画・インスタレーションなど、様々な媒体で発表を続けている。2016年トーキョーワンダーウォール賞受賞。短編アニメ「雲梯」(2019)は札幌国際短編映画祭・ナショナルコンペティションにノミネートされた。

Works:https://k-yoshiro.tumblr.com
Twitter:https://twitter.com/KawakamiYoshiro


川又麻由 Mayu Kawamata

1998年生まれ。武蔵野美術大学 油絵学科油絵専攻在学。
少女をモチーフに、生命の力強さや人生の楽しさ、きらめきを表現しています。

Twitter:https://twitter.com/tunu415


きりさき KirisAki

1992年 新宿ゴールデン街生まれ、東京在住。東京デザイナー学院卒業。
少女をメインモチーフに作品を制作。私の描く少女は「器」「依り代」であり、鑑賞者によってその中身は様々で、各々のもとで完成していく。 第四回ヴァニラ画廊大賞・大賞受賞。またイラストレーターとしてポケモンカードゲーム等のイラストを制作。

Twitter:https://twitter.com/kirisaki_29
WEB:http://kirisaki29.myportfolio.com/


野澤梓 Azusa nozawa

1994年静岡県生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻在籍。

WEB:http://azusanozawa.jimdo.com
Twitter:https://twitter.com/azusachanday0



©2017 shuuue, all rights reserved.