「199X」は2012年より毎年開催しており、これまではインターネットでの公募により90年代生まれの作家を集めることでその時代性を展示にしてきました。pixivなどのネット文化の普及によりだれもが表現者となれ、キャラクター的表現の絵画がありふれている昨今において、私たちのように大学や専門学校などで絵の教育を受けたうえでキャラクターを描く作家はどのような態度をとっていけば良いのでしょうか。本展では、キャラクター的表現を美術的解釈でアプローチする90年代生まれの作家を集めました。生まれた時からアニメや漫画・ゲームに囲まれて育ってきた私たちだからこそ生み出せる作品とは何なのか、それぞれの作家の異なった表現を通して、新たな時代性を表出させる試みです。
■出展作家
金田涼子 / 川上喜朗 / きゃらあい / さめほし / zinbei / 野澤梓
■会期
2020年11月21日(土)~12月6日(日) 12:00~19:00 ※月曜日・火曜日休廊
※お越しになる際は必ず【ご案内】をご覧ください。
※新型コロナウイルス感染症の影響により日程変更の可能性がございます。最新情報はTwitter(@_shuuue)にてご確認ください。
■作品販売について
会期前日の11月20日(金)20:00~オンラインショップにて先行販売を行います。
販売作品リストは11月20日(金)18:00~19:00にオンラインショップ上で事前公開致します。(この時間はご購入いただけません)
URL:https://art-view.wixsite.com/home
■企画
金田涼子
1991年茨城県生まれ。横浜美術大学卒業。
神や自然現象など人知を超えた存在を大小様々な女の子たちを描くことにより表現している。近年では日本の土着的な文化や日常的な気配などをテーマとした作品を多く制作。2012年からは同時代のキャラクター表現を模索する試みとして「199X」を主催している。
WEB:http://ryokokaneta.jp/
Twitter:https://twitter.com/knt_ryoko
1996年大阪府生まれ。京都造形芸術大学卒。
不完全さや汚れたものも、捉え方によっては美しく感じることについて描く。
WEB:https://kyaraaaai.tumblr.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kyaraaisan/
Twitter:https://twitter.com/kyaraai
1993年東京生まれ。東京藝術大学大学院修了。
少年達を主なモチーフに、アニメ・絵画・インスタレーションなど、様々な媒体で発表を続けている。短編アニメ「雲梯」(2019)は国内外16の映画祭に入選、7つの賞を受賞した。
Web:https://www.kawakamiyoshiro.com
Instagram:https://www.instagram.com/kawakami_yoshiro
Twitter:https://twitter.com/KawakamiYoshiro
武蔵野美術大学 油画科卒
アクリル絵の具とペンで崩壊と形成を繰り返す少女を描く。
Twitter:https://twitter.com/Samehoshi
1994年生まれ 山形県出身、東京都在住。
美しい事、辛くて苦しい事が入り混じる日常の中で、
閃光のようにあちこちで光る「神秘」「愛嬌」を切り取りたいと考え、
絵や漫画を制作しています。
Web:https://elbydie.tumblr.com/
Twitter:https://twitter.com/tz036
1994年静岡県生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻卒。
Imstagram:https://www.instagram.com/azusachandayo/
Twitter:https://www.instagram.com/azusachandayo/