【199X⁷】

 

199X⁷

「199X」は2012年より毎年開催しており、これまではインターネットでの公募により90年代生まれの作家を集めることでその時代性を展示にしてきました。pixivなどのネット文化の普及によりだれもが表現者となれ、キャラクター的表現の絵画がありふれている昨今において、私たちのように大学や専門学校などで絵の教育を受けたうえでキャラクターを描く作家はどのような態度をとっていけば良いのでしょうか。本展では、キャラクター的表現を美術的解釈でアプローチする90年代生まれの作家を集めました。生まれた時からアニメや漫画・ゲームに囲まれて育ってきた私たちだからこそ生み出せる作品とは何なのか、それぞれの作家の異なった表現を通して、新たな時代性を表出させる試みです。

■出展作家
金田涼子 / 黄菊しーく / きりさき / zukky / 南あやか

■会期
2018年10月20日(土)~11月4日(日) 12:00~19:00 ※月曜日・火曜日休廊

■オープニングレセプション
2018年10月20日(土)17:00~ (参加無料)

■企画
金田涼子

■作家紹介

金田涼子 Ryoko Kaneta

1991年茨城県生まれ。横浜美術大学卒業。
神や自然現象など人知を超えた存在を大小様々な女の子たちを描くことにより表現している。近年では日本の土着的な文化や日常的な気配などをテーマとした作品を多く制作。2012年からは同時代のキャラクター表現を模索する試みとして「199X」を主催している。近年の主な展示として、個展「Together with the Rain」静月 / 香港(2018)、「REUNIT」MASATAKA Contemporary(2018)

WEB:http://ryokokaneta.jp/
Twitter:https://twitter.com/knt_ryoko


黄菊しーく si_ku.k

絵画を主軸に、音楽活動や他の表現媒体により生き物そのものの生命力のような作品を生み出す。
国内外で個展を多数開催。

WEB:http://si-ku.her.jp/
Twitter:https://twitter.com/si_ku


きりさき KirisAki

1992年 新宿ゴールデン街生まれ、東京在住。東京デザイナー学院卒業。
少女をメインモチーフに作品を制作。私の描く少女は「器」「依り代」であり、鑑賞者によってその中身は様々で、各々のもとで完成していく。 第四回ヴァニラ画廊大賞・大賞受賞。またイラストレーターとしてポケモンカードゲーム等のイラストを制作。

Twitter:https://twitter.com/kirisaki_29
WEB:http://kirisaki29.myportfolio.com/


zukky

1990年愛知県生まれ。
作者自身の日常や感情を描いています。

Twitter:https://twitter.com/zukky000
WEB:http://zukky.moo.jp


南あやか Ayaka Minami

1993年生まれ。神戸芸術工科大学卒業。
「日常の中のひかり」を残すことをテーマに2016年より作家活動を開始し、同年神戸にて初の個展を開催。 その後も関西を中心に個展や企画展、イベント等で幅広く活動している。

WEB:http://musk1072.wixsite.com/minami-aaa


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